1月13日ノルマリアン

しばらくの間一緒に実験を行うことになった大学院生は、既述の超エリート校エコール・ノルマル・シュペリウル(高等師範学校)ENS卒であったが、何故かとても計算に弱かった。私が鉛筆や暗算で行う計算も、電卓を用いなければできなか … 続きを読む

1月10日キュリー夫人伝

 この頃、パリの自宅で私は毎晩のようにキュリー夫人伝やキュリー一家にまつわる書籍を読み漁っていた。当時102歳という高齢でご存命であったキュリー夫人の次女、エーヴ・キュリー著の『キュリー夫人伝』や、キュリー夫妻の長女で、 … 続きを読む

2006年1月6日ガレット・デ・ロワ@公現祭の集い

 夕刻、研究所で公現祭の集いに参加した。おもちゃが入ったケーキ(ガレット・デ・ロワ)を集まったメンバーで切り分け、そのおもちゃが入った一切れをあてた者が冠を被るイベントである。持ち寄ったご馳走とともに、恒例のケーキを食べ … 続きを読む

12月16日ワクチン接種による熱発。パリでの年越し。

   キュリー研究所の職員であった私は、キュリー研に併設されったキュリー病院でフランス居住のために義務づけられていたワクチンを接種した。このワクチンは、アジア系の人にはしばしば発熱の副作用を起こすものであり、その後急激に … 続きを読む

12月5日オリヴィエ・ギャルドンを知る; 12月6日バドゥラ=スコダ@Salle Gaveau

 その日、パリで長年活躍され、現在では沖縄在住の高名なピアニスト、岩崎セツ子氏から一通の電子メールが届いた。 「ギャルドン先生にメールしなさい。私の方からも紹介しておきます」と。  私はこのメッセージの重みを全く理解して … 続きを読む

11月30日四本足プレイエルとの出会い:12月3日Clichyの新居に入居

    早朝、ピアノレンタル業者に1900年頃に作られた四本足のプレイエルグランドピアノを紹介してもらった。一度廃業し、生産中止となる前の、ショパンが愛用していた旧式の、本物のプレイエル。長年貴族の家に保管され … 続きを読む

11月17日フジコ・ヘミング@Salle Gaveau:11月21日ミシェル・ダルベルト@シャンゼリゼ劇場

 17日はイングリット・フジコ・ヘミングのピアノリサイタル@サル・ガヴォー。サル・ガヴォーはこれまで歴史的なピアニスト達がこのホールで演奏している映像をDVDなどで見たことがあり、別世界のことのような存在であったので、私 … 続きを読む