6月14日ウィーンフィル&ベルナルド・ハイティンク@シャンゼリゼ劇場
連日仕事を頑張っている自分へのプレゼントもかねて、夕方ベルナルド・ハイティンク指揮ウィーンフィルハーモニー管弦楽団のコンサートを聴きにシャンゼリゼ劇場へ向かった。前売りチケットを購入せずにいたので、時間ギリギリでダフ屋から安いチケットをゲットすることができた。日本ではダフ屋行為は違法であるが、ここでは合法である。
ウィーンフィルが醸し出す音色は、ウィーンのピアニストたちの演奏から聴こえる音や、昔東京で師事していた先生がレッスン中に度々伝えようとされていた「艶のある音」を連想させる、高貴だがわかりやすい美しさとのバランスを保っていた。ベルリンフィルやウィーンフィルなど、世界最高峰のオーケストラや芸術を立て続けに、かつ気軽に聴けるヨーロッパでの生活は、自分の感性を磨き人生の糧を得るためには無二の環境である。