4月15日トム・ジョンソン氏宅訪問
数ヶ月ぶりにトム・ジョンソン氏宅を訪問した。
今回一緒に訪問したピアニストの知人が、彼の前でラヴェルの名曲「スカルボ」を演奏して聴かせたが、彼がこの有名な曲を知らなかったことに我々は驚愕した。専門のジャンルが違うとはいえ、作曲家で「スカルボ」を知らない人がいるとは、我々には信じがたいことであった。私は、ディヒラー作曲「左手のためのカプリチオ」を演奏したが、彼はこちらの方が、現代曲というだけで気に入ったようである。程なくしてヴァイオリニストの知人が合流し、最後は皆それぞれの楽器の彼の作品の楽譜をお土産にもらった。とりあえず彼のオペラ(?)がバスティーユ劇場で上演されるらしいので、興味本位で見に行ってみたいきもしたが、残念ながら都合が合わず、彼の自信作の上演を見ることができなかった。