2008年7月14日独立記念日
休日だが、午後キュリーへ実験の準備に行ったら、それなりの人数が働いていた。研究者は勤勉である。晩9時過ぎにトロカデロ広場で友人達と集まり、ワインを飲みながら、エッフェル塔と重なる花火を見た。2年前より花火が豪華になっていた感じをうけた。しかも今年は音楽つきだった。フィガロの結婚など、オペラ曲が流れていた。来年もここで花火をみているのだろうか。そうだとしたらどのような仲間とであろう。そのようなことを考えながら、人ごみの中でぼんやりと花火を見ていた。次々とキャラの濃い登場人物が現れては去っていくパリのコミュニティは一瞬先が予測不能であり、それが常に刺激をもたらしてくれる。