2005年7月18日キュリー研究所初訪問
面接に呼ばれたキュリー研究所(パリ)のジャン=ルイ・ヴィオヴィ、ローザンヌ工科大学(ローザンヌ)のフィリップ・レノー両教授に会うため、3泊4日でヨーロッパを自費訪問した。書類上の問題で、翌週フィンランドでの学会出張と一緒にできなかったため、帰国後数日でまたヨーロッパに向かうことになった。(写真:ローザンヌ大聖堂)
17日晩にパリに入り、18日キュリー研究所を初めて訪問した。ラジウム研究所の表記が残るキュリー研の門(戦前湯浅年子先生が門前払いされた場所)を初めてくぐり、ヴィオヴィ先生と、同僚となるイタリア人ジョバンニ・カペッロ博士に面会した。(写真:キュリー研究所入口)。
人生で忘れることのできない記念碑的出来事、出会いはそう多くはないと思う。この日のキュリー研究所訪問と、後日の名ピアニスト、オリヴィエ・ギャルドンとの出会いは、私とパリとの関係を決定づける出来事だった。(写真:ラジウム研究所時代のアーチ)。