2009年6月25日キュリー研究所演奏会

2009年6月25日キュリー研究所演奏会

未分類

 この日、キュリー研究所所員による演奏会に出演した。キュリー財団が運営するキュリー研は基礎研究所とキュリー病院からなり、どちらもキュリー研究所(Institut Curie)と呼ぶ。演奏会には双方からの参加者が混じっていた。イギリスの作曲家ヘンリー・パーセルの歌曲「しばしの間の音楽(music for a while)」をバリトンのティボーさんの歌の伴奏を担当させてもらい、フルートのアンさんが吹くフランスの作曲家ガブリエル・フォーレによる「シチリアーナ」の伴奏をさせてもらった。場所は、頻繁に演奏を聴きに行った高等師範学校(ENS)の芸術学部の会場(Salle des acts)だった。
 フランスの聴衆は(というよりは、この場に集まるようなエリート層からなる聴衆は)プロを呼んで聴くときも、アマチュアの演奏を聴くときも、素直に音楽を聴いて反応しているようだ。また、プロ・アマを問わず(演奏者にもよるが)、聴衆との対話が上手いように感じた。私自身の合計出演時間は10分もなかったが、やはり出演はとても疲れる。しかし、合計2年半の在籍中、同じ物理化学部門内、特に研究室や共同研究者以外の研究所メンバーとの交流をもったのはほぼ初めてであり、共通の趣味を共有しての交流の楽しさ、趣味を持つことの良さを実感した。