11月3日出発
パリ最後の晩、沖縄県人会の会長さん宅で、この秋から新しくパリにやって来た沖縄人留学生を交えて飲み明かした。会長さん宅で午前中4時間だけ仮眠をとらせてもらい、友達の家へ荷物を取りに行き、そのまま友達数名と一緒にシャルル・ド・ゴール空港へむかった。本帰国することが信じられないくらい、私にとって日常となったこの空港のマクドナルドで、沖縄から持参した泡盛を開け、白昼最後の晩餐を楽しんだ。やはり、もつべきものは友達である。
地球上でおよその先進国と言われる国のどの都市にいっても、常に誰かお世話になる友達がいることが、私のフットワークを軽くしているのかもしれない。よい友人達に恵まれたことが、パリ滞在をプライベートでも充実したものにしてくれた。物心両面で支えてくれた友人達には感謝の念を抱かずにはいられない。