私にとってキュリー夫人は、幼少期に読んだ自伝で初めてその存在を認識し、家族で見ていたテレビ番組「世界ふしぎ発見」でキュリー一家が築いたその研究所の存在を知り、科学研究に携わるようになってからは歴史上最も重要な科学者の一 […]
7日金曜、私がキュリー研で行っていた研究と最も近く、一番の競争相手ともいえる研究者で、英国の科学雑誌ネイチャーに論文が掲載され、飛ぶ鳥を落とす勢いのアメリカ人大学院生ジェフ・ゴア氏によるセミナーを、お隣のENSで聴講し […]
昨日、今日とパリ郊外Dourdanの施設でキュリー研主催のセミナーに参加してきた。前日からの体調不良のため、2日目のみ参加した。とってものどかな町で古い町並みに趣があり、バカンスを過ごすにはいい所だった。 午前中から […]
恐怖の滞在許可書申請。フランス入国後10日程度で滞在許可証申請すべての工程を終えるようにとの決まりがあるが、11月にフランスに入国してすぐ役所に手続きに来て提示された最初のランデヴー(予約)が半年後とは、いったいこの国 […]
この日、後年長きにわたり友情で結ばれることになるご夫妻のピアノリサイタルに足を運んだ。エコール・ノルマル音楽院に通っていた親友たちが、当音楽院で師事していたパトリック・ジグマノフスキ先生と、奥様である池田珠 […]
ケンブリッジからパリに戻り、その足でそのままシャンゼリゼ劇場に直行した。 以前から、現代における最高のピアニストの一人であると目しているレイフ・オヴェ・アンスネスのピアノリサイタルを聴くためであった。どのプログラムの […]
英国王立化学会主催の一分子生物物理学国際会議。 私はまだ24歳の大学院生であった頃に、英国王立化学会の論文レフリー(当学会誌に世界中から投稿された論文を審査し、採択するか棄却するか意見 […]
ケンブリッジで開催される学会に出席するついでに、ロンドンに立ち寄った。ロンドンでは郊外のHern Hillにあるラ・サール会修道院に宿泊した。 私が卒業したラ・サール学園中学・高等学校は、カトリック系ラ・サール修道会 […]