その日は朝から国立生物物理学研究所Ormos先生の研究室を訪問した。まず自分の研究を紹介し、彼らの最新の研究を説明して頂き、また今後の研究構想などについて様々な議論を交わした。彼らも私が東京で行っていた回転型モータ蛋白 […]
結局10ヶ月以上を費やすことになった滞在許可証取得のためには、別途指定のクリニックで健康診断を受けなければならなかった。その健康診断の通知が届き、期日をみてびっくりした。期限は何とその翌日であった! 翌日は午後からハ […]
シャンパーニュ地方のランス市には、中学・高校時代を過ごしたラ・サール学園を運営するラ・サール修道会を設立した聖ラ・サールの生家がある。これまで世界各国で、現地のラ・サール修道院を訪れたり宿泊させてもらったりと、卒業後も […]
ENS(高等師範学校パリ校)の地下体育館を借り、キュリー研の同僚達とバスケットボールを楽しんだ。遊びといっても、皆熱くなり、本気モードでぶつかり合うので、体格で劣る私にとっては、冗談抜きで怪我のリスクの高い遊びである。 […]
この頃になると、連日続く研究活動と、パリ滞在の好機を逃すまいとの様々な活動で私のスケジュールは過密を極めていた。週末ともなれば疲れはてていて、土曜の午前中はゆっくり休息をとりたいところだったが、この日はトム・ジョンソン […]
ジョリオ=キュリー記念講義室で、IBMチューリッヒの研究者によるセミナーがあった。この講義室にはイレーヌとフレデリック・ジョリオ=キュリー夫妻の写真や実際に使った実験器具などが展示されている。 講演の内容は、超微細粒子 […]
当時84歳と、かなりの高齢なので、早く聴いておかなければ聴けなくなってしまうという思い出かけた巨匠チッコリーニのピアノリサイタル。プログラムはアルベニスの大曲や、アンコールはファリャの「火祭りの踊り」など、とても重量感 […]
晩、シャンタル・リュウ先生のレッスンを受けに、Nogent sur Marneの先生宅を訪問した。何曲かご指導いただいたが、ドビュッシー作曲前奏曲「亜麻色の髪の乙女」をご指導頂いた時、ハンガリーの作曲家、リゲティが作曲 […]