晩、サル・プレイエルで、バリトンのディミトリ・ホロストフスキーとピアノのエフゲニー・キーシンによるリサイタル。2人とも、レベルが高いことは言うまでもなく、エンターテイナーとしてクラシック音楽を超越していた。演奏会で感動 […]
お隣のENSで、マーチン・カープラス先生のセミナーがあったが、アナウンスに気付くのが遅く、知らないうちに聞き逃してしまった。ハーバード化学科の彼の研究室に父親が在籍していたため、幼少の頃から彼の顔は知っていた。20数年 […]
初めてイタリアを訪問した。出張と休暇を組み合わせてヨーロッパに滞在していた学部時代の同期で、当時は米国系金融会社で働いていた旧友とローマ、フィレンツェを観光した。ローマのコロシアムで、イギリス在住のギリ […]
チューリッヒで開催される学会に参加するため、スイスに滞在した。東大の出身研究室の大先輩にあたる先生も日本からこの学会で講演するため、チューリッヒにいらしていた。会場はアインシュタイン博士も学び、長年教鞭をとったETH( […]
かつては毎年数十人しか入学できなかったフランス最難関大学、高等師範学校パリ校(ENS)がrue d’Ulm(ユルム通り)にある。その道向かいにキュリー研究所の建物が並んでいる。いつもデジュネ(ランチ)はEN […]
高校以来の友人が観光でパリに立ち寄ってくれたため、昼の出勤中は一人でルーブル美術館を観光してもらい、夕方キュリー研究所付属のキュリー博物館に案内した。 この頃は既に、この博物館に案内した知人、友人、来訪者は百人を超え […]
フィリップ・アントルモンのクラスが始まった。戦後にアメリカで大ブレークした歴史的大ピアニストで、マルグリッド・ロン最後の弟子の一人である。 アントルモンなるピアニストの名前については、もはや歴史的大ピアニストという印象 […]
二度目のフランス滞在は、研究を進めるという本業の面でも、ピアノを学ぶと趣味の面でも、更には学会や観光でヨーロッパ中をより自由に行き来しできたという面においても、一度目の滞在に比べ、更に充実し、かつ様々な意味で、ワンラン […]